英語教育LL教室 事例 台湾

LL教室、語学教育の授業支援システム アディールを導入頂いたお客様事例を掲載しています。

AdiLLを4教室一括導入

海外進出が進んでいるAdiLL事例として、前回インドネシアの名門ガジャマダ大学を紹介した。今回は、台湾から昨年AdiLLを4教室一括導入した南亜技術学院のその後について報告する

PCとLLを併設した教育環境

取材できたのは、英語担当の副教授 李慧嫺 先生。
先生は、学生の語学力向上のため、昔からLL教室での語学教育を進めてていたが、LL教室のシステム導入から10年以上が経過し、機能を果たさなくなったことをきっかけに学内の情報整備と併せて、旧LL教室の設備から語学教育、授業支援システムAdiLLへと一括更新を決定した。

本校では、学生ブースにLLのみが設置されている「LL教室」に加え、語学学習と情報教育を兼用する用途でPCとLLを併設した「PC+LL教室」を作り、先生方の教室の活用方法に選択肢を増やすことができる。

「LL教室」は、PCディスプレイのような遮へい物が無いため、授業中のコミュニケーションをスムーズに行え、語学授業の用途のみならず、様々な用途で教室を活用できるメリットがある。

「PC+LL教室」は、動画配信やコンテンツの利用等CALL教室としての機能を果たすことができ、CALL教室に比べると、初期費用・ランニングコストのメリットがあることから、国内でもCALL教室導入の代わりに、PCとLLを併設する学校が増えてきている。(※1)

PC + LL教室

日本の大学と同様に英語は必須科目

日本の大学と同様、全ての学生にとって英語は必須科目となっており、英語は勿論、他言語の授業においてもAdiLLが活用されている。特に、語学力は勿論、コミュニケーション能力を養成するのにLLの活用は欠かせない。

AdiLLについて、他の先生や学生の評判を伺うと、ユーザーフレドリーで簡単な操作性や音質の良さが、大変好評の模様。授業の主な流れとしては、先生が授業で使用する教材をAdiLLのボイスサーバへアップロードし、アップロードされた教材について、学生がリピート練習する流れ。学生は、ドリル録音機能を活用し、即、自分の発音と教材の音声を照らし合わせて、学習することができる。

先生が、使いたい教材を授業で即活用できること、また容易に教材との比較試聴ができることは、AdiLLの特筆すべき特徴と言える。また、本校では、上記のような授業だけにAdiLLを利用するだけではなく、LTTC(※2)テストの口述試験のツールとしてフル活用されており、学生を募集する際のセールスポイントとなっている。

日本同様、台湾でも、外国語の語学力養成に大変な力が注がれており、そのツールの一つとしてAdiLLが活用されていることに大変な喜びと使命感を感じている。今後も国内の普及のみならず世界各国への普及に向け、邁進していきたい。


※1 「PC+LL教室」のメリットについて、日米会話学院 様の導入事例をご参照下さい。

※2 言語熟達度を測定する試験。台湾大学教育プログラムや企業の人事評価の尺度としても活用されている。筆記試験と口頭試験があり、筆記試験は聴力、用法、語彙・読解の三つの問題形式に分かれ、マークシート方式で行われる。口頭試験は、録音形式で行われる。

お客様情報 Customer information

南亜技術学院 Nanya Institute of Technology
所在地 AddressNO.414,Sec.3, Jhongshan E. Rd., Jhongli City, Taoyuan County 32091 Taiwan(R.O.C.)
URLhttp://www.nanya.edu.tw/home.aspx

販売店情報 Distributor information

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所在地 AddressNo.28,Baosing Rd, Sanmin District,Kaohsiung City 807,Taiwan R.O.C
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