成城大学 導入事例

LL教室、語学教育の授業支援システム アディールを導入頂いたお客様事例を掲載しています。

成城大学は、AdiLL導入から約1年が経過しようとしています。AdiLL導入にあたり検討したこと、また導入後の運営状況について、成城大学のCALL教室、LL教室の運営に長く携わっているメディアネットワークセンター 主任 清水紫 氏に詳しくお話しを聞くことができた。

導入の決め手は先生の要望とコスト

「AdiLLに初めて出会ったのは、外国語教育メディア学会(LET)の出展ブースで見かけたのがきっかけです。ちょうどLL教室の更新時期が近づいており、導入するシステムを検討している時期でした。AdiLL導入以前は、CALL・LL各2教室運営していました。

当初は、既設LL 2教室の更新にCALLへの入れ替えを前提に考えていました。しかし、『CALL 4教室が本当にベストの選択なのか?』という疑問を感じるようになりました。それは、現場の先生方よりCALLの複雑な操作等に不安の声があがっており、「CALL 4教室」という案に対し、反対意見も多く聞かれていたからです。

AdiLLでは映像の持ち帰りができないという難点もありましたが、LL教室で授業をされている先生方の強い要望と、コスト面で大幅削減できることを考え、AdiLLの導入に至りました。」

サポート不要・故障は少ない

「CALLの場合、操作が煩雑であるため、先生の授業に出向いて操作のサポートをしなければいけませんでした。しかし、AdiLLはCALLに比べて操作が非常に易しいですし、先生方に操作を理解していただき、慣れるまでそれほどの時間を必要としませんでした。
また、CALLは、コンピュータによるトラブルが結構多いです。一度トラブルが発生すると、PCの問題なのか、ソフトの問題なのか、またはネットワークなのか、切り分けができず、原因の究明に時間を要するのが難点です。」 メディアネットワークセンター 主任 清水紫 氏

先生方にベストな授業環境を

「CALLは非常に多機能ですが、実際に使われない機能も多いため、先生方に与えるストレスも非常に大きいものと思います。『先生方に負担を掛けず、授業に集中していただける“システム選定”』は導入するうえで、大変重要なポイントと考えています。

また、CALLの場合、学生の前にPC(モニタ)があるので、先生から学生の顔が見えづらいのも難点です。一方通行にならない様に、授業ではアイコンタクトが必須であり、授業環境を整えることも重要な要素となります。

それに対し、AdiLLは学生の前にPCを置く必要がない(専用機)ので、先生は学生の顔を見て理解度を確認しながら授業を行えます。
実際の稼動状況ですが、LLを使い慣れている先生方は当然LL教室を使います。映像中心の授業展開をされる先生方はCALL教室を、コンピュータに抵抗を感じている先生はLL教室をご使用になります。成城大学ではCALL・LL教室共、CALL・LLのシステムを立ち上げなくても、AV教室として簡単に操作・利用できるように設計していますので、両タイプの教室とも稼動率が高いです。」

<お客様紹介>

成城大学
所在地東京都世田谷区成城 6-1-20
URLhttp://www.seijo.ac.jp/