経営理念

1. 独自技術の開発と多様な技術の応用により、健全で持続可能な社会の実現に貢献する。
2. 企業価値創造の要である社員を、人間として大切に育てる。
3. まず利益を確保し、それぞれのステークホルダに対して、長い目で見てバランスのよい利益配分を心掛ける。

代表挨拶

 株式会社アンペールは創業51期目の従業員49名ほどの小さな会社です。1996年に「技術を通じて社会の健全な発展に貢献する」という経営理念を定めました。そして、経営方針に「社員が活きいきとして活動できる働き甲斐のある会社」づくりを目指し、3つの行動規範「顧客は満足か」「会社にとってプラスか」「君は納得できるか」を経営品質向上の物差しとして掲げてきました。2003年初めに「未来世代への約束」と題する環境憲章を定めました。「私たちは未来世代からこの世界を預かっており、彼らのためにより良い世界を残さなければならない」と言う気持ちを込めた環境憲章です。近年、私達中小製造業を取巻く政治環境、経済環境は大変厳しく変化してまいりました。この時勢に、よりマッチした解りやすい表現で、上記の経営理念を打ち立てる事に致しました。これは、従来掲げてきた経営理念と3つの経営方針を網羅した内容でまとめたものです。私達経営陣は勿論ですが、若い次世代経営陣への移行を睨み、全社員一丸となって新経営理念実現の為に努力する所存でおります。

 アンペールは「会社は社会的存在である」事を肝に命じ自社の主要な製品技術として、私たちが「リアル・ワールド技術」と呼んでいる、アナログ処理やデジタル電力制御等の技術で、現実的なソリューションを提供するエレクトロニクス技術で開発を進めています。そして、この技術に基づいて設計・製造される製品を、そのライフタイムを通じて省資源・省エネルギ・低環境負荷という、環境要求に応えるものとして実現して行きます。そして、小さなマーケットでも良い、その中でNo.1と呼ばれるような製品を作り上げ、当社が20年来培ってきた、仕入商品販売に付随させた独自の保守サービス体制や技術サポート体制を堅持し、技術や製品・商品・サービスおよび全社の活動に無駄がなく、健全で持続可能な社会の実現に役に立って、初めて本当の貢献ができるのだと信じております。

 アンペールに働く私たちは、企業の社会的責任をこのように受け止めており、会社の関係者である株主、社員、顧客、パートナのみならず、地域社会および全世界に対して「存在価値のある」企業であり続けたいと願っています。お客様をはじめ、関係者の皆様方には引続き変わらぬご愛顧とご指導をお願い申し上げます。